GS TROPHY JAPAN 2012 ep.2
明けて2日目、6/2土曜日。
朝5時過ぎに鳥の声で目が覚める。キャンプはこれがなんと言っても気持ちいい。
朝露でしっとりと濡れたADVを眺めながら飲む珈琲は安物でもなぜか美味しく感じます。
さて今日はいよいよコマ図ツーリング。
地図ではなく主催者側が用意したコマ図に従って道を探しながら走るゲーム感覚のツーリング。
これがコマ図。
今回私はきっとコマ図を見ながら走る余裕がないだろうということで、komiさんについていくことに決めていたので未使用のままです(笑)。
因みに封筒は途中で迷子になってどうしてもコースに復帰できないときのためのいわゆる「敗者の地図」だそう。
開会式を終えいよいよスタート～。
本日のコマ図ツーは総距離110km程だそうですが、コマ図をチェックすらしていないので、どの位のダートがあるのか一切不明のまま出発。
いきなりミスコースしたりで波乱の出だしでしたがなんとかコースに復帰し走ります。
最初の50キロほどはオール舗装で余裕にクリア。
ダートはいつ出てくるの？などと考えているとついに未舗装路に突入です。
最初はそれほどきつくなかったのですが、だんだんと大きめの砂利が深く敷いてある場所が出たりでおっかなびっくり。
komiさんは水を得た魚のようにあっという間に見えなくなってしまいました。
でもちゃんと先で写真を撮りながら待っててくれるお心遣いで頼もしい限り。
私はといえば写真を撮る余裕など全くなく、へっぴり腰でなんとか進んで行くのみ。
今回のコマ図ツーで撮った唯一の写真。
全部で20キロほどダートを走ったころにスキー場と民家が見えたときの嬉しかったこと。
ダートを走ってる最中は「こんなの何が楽しいんだ？もう絶対来ないぞ!!」と思いながら走ってましたが、終わってみればなんのその、また行ってみたいと思ってしまうんですよね・・・これが。
今回の林道は比較的走りやすい部類だったのでいつかリベンジしようと思います。
さて、コマ図ツーを終えた後はGSトロフィ世界大会の予選会が行われる会場に向かい昼食と予選会の見学です。
GSトロフィの予選会は去年は無かったので初観戦でしたが、これが感動するぐらい面白い。
写真のような斜面を縦に横に疾走したかと思えばゴール地点からスタート地点までバイクを押して走らねばなりません。
なんだか実写版チチチキマシン猛レースみたいで、しかもこれを30分で何周できるかを競う競技なのです。
坂を勢いよく駆けあがっていく様は実に格好いいです♪
だんだん疲れてくると・・・・
ゴロンと転がしてしまう方もちらほら。
というか、この競技にADVで出場している方が10台以上もいることにびっくりです。
あの思いADVで坂を上ったり斜面でアクセルターンをかましたり、押して走ったり・・・しかも年齢30～40台の人が殆どなんですから。
30分後のゴールでは皆さんヘロヘロで倒れ込んでいましたね。
中にはこんな泥だらけのADVも(ピンボケですが)・・・一体何回転けたんでしょう？
でも皆さんニコニコなんですよね。
私も3年くらい乗ったらこの競技に出られるくらいのスキルがつくかな?
笑いと感動にひたった後は、ビールと少々の食材を買ってキャンプ場に戻ります。
観戦パックにて参加のNakaさんとMidoさんが到着されていて、すでにビールを飲み始めていらっしゃいました。
私も負けじとプシュ！お山やダートでは皆さんに後れを取る私も、ここで負ける訳にはいきません(笑)。
3時過ぎからちゃんちゃん焼きもどきやサンマの缶詰を焼いたものをアテに皆で盛り上がります。
この辺りの様子はNakaさんのblogに詳細が・・・・。
イッショウケンメイ ノンデイタノデ シャシンガ ナイノデス・・・m(__)m
間に晩ご飯を挟んでからもさらに宴は続きます。
焚き火で暖を取りながら、バイクの話やらスキーの話やらアイドルの話やら・・・まさに会話のキャッチボールならぬフリーバッティングが続きます。
結局11時過ぎまで話が尽きることはなく、お酒がつきた段階でお開きとなりました。
つづく・・・。
